もうダメなんて言わないで！

介護の仕事を続けていて限界を感じたとしても、それは本人の責任ではない場合が多いようです。
一般的に介護の仕事は、重労働な傾向にあるようです。そのため、体が悲鳴をあげてしまって離職してしまう人が多いようです。なので、仕事をすることに限界を感じたからといって、自分自身を責める必要はありません。大切なのは、介護の現場でのハードワークの不安をいかに軽減させるかにあります。
限界を感じて体を壊してしまう前に、何らかの対策をする必要があります。
介護の仕事がハードワークである原因の一つとして、職場のスタッフの連携がうまく出来ていないという場合があります。ケアサービスを提供している施設において、介護の仕事を一人のスタッフだけでこなすというケースはあまりありません。複数のスタッフが施設にはいるので、役割分担が割り振られていることが多いそうです。介護の仕事の中で、苦手な役割を負っていると、どうしてもその人の負担が大きくなってしまいます。そこで、介護の仕事で限界を感じてしまった場合は、職場のスタッフと話し合い、仕事の割り振りについて見直すことが解決手段となることでしょう。
いざ話し合ってみれば、問題の解決につながるきっかけがつかめるかもしれません。互いに苦手分野をカバーするように心掛けると、これまで上手くいかなかった介護の仕事がスムーズにこなせるようになってくると思います。そうすることで肉体的にも精神的にも余裕が生まれ、仕事への意欲も芽生えることでしょう。
離職を考えるまえに、「ハードワークの限界」を読んで仕事の負担を軽減できるように考えていきましょう。