9月 10th, 2017
介護は重要な仕事です
現代では、介護とハードワークという言葉は密接に関連しています。
要介護者は、職員に介護されることによって初めて生活できるようになり、命を継続できるのです。なので、排泄などはもちろんのことベッドから起き上がることさえも補助しなければいけないので介護の仕事は大変なのです。それが一人だけならまだ何とかなるのですが、職員が協力して何人もの要介護者の相手をする必要があります。あちらではトイレに行きたいと声がかかり、こちらでは寝返りを打ちたいと声がかかるなど、一度に多くのことを要求されることも少なくありません。それらに対して「自分でやって下さい」などと言うことはできないし、職務放棄として自身の進退にも関わってくる可能性もあります。
いつ、どんな要求をされるか分からないですし、それが早朝なのか深夜なのかも分かりません。そんな毎日に、体の限界を感じてしまうことも少なくないでしょう。ただ、介護の仕事と言うのは、要介護者本人だけでなくその家族にも喜ばれるものなのです。お金をいただいている以上、職員とお客様という関係性は崩れることがありません。しかし、その垣根を超える信頼性を築き上げて感謝された時には、まさに介護職員冥利に尽きると言えるような喜びを感じることができることでしょう。
現在の日本は急速な少子高齢化社会を迎えており、これから介護職の役割は増す一方です。そんな環境の中で働き続けることで、自分は日本の少子高齢化社会を支えているという気持ちを持つことができますし、それによって高いモチベーションで働くことができるようになるのです。